Photo-realistic VR

Photo-realistic volume rendering (写実的ボリュームレンダリング) Ver. 0.90 New
 写実的ボリュームレンダリング を実装したデモソフトウェアのダウンロード Click here!
 本ソフトウェアは,Ichikawaによって開発されたphoto-realistic volume rendering(写実的ボリュームレンダリング)を行うデモソフトウェアです.図のようにかなり写実的なボリュームレンダリング画像をレンダリングできます.ThinスライスCT画像を読み込み,ボリュームに変換し,そこから緻密なレンダリングを行います.
 通常のWindows PCで動きますが,CPUは,Corei5の第8世代以上は必要かと思います.
※通常レンダリングは約0.2秒から0.8秒ですが,写実的レンダリングでは約2秒を要します.
 ソフトウェアのウィンドウは下図のようになります.基本このソフトウェアは,日本CT技術学会の画像計測ソフトCTmeasureのフリー版であるCTmeasureBasicにアルゴリズムを追加する形で構成されています.
・①画像の読み込み →②Volmake (ファイル保存)→ ③VR ファイル呼び出しと通常VR作成→④写実的VR作成と,簡単です.
・VR画像の保存機能はありません.しかし,通常VRも写実的VRも表示とともにクリップボードに保存されます.よってペイントなで貼り付けて保存することができます.

パラメータ解説

iPRCTVRでは,下記のパラメータを可変できます.
オパシティの範囲を決める下限と上限CT値,光源の角度とその角度範囲,影付けの係数群,光沢度合いの係数群からなります.

angx:光源の横角度(正は上から,負は下から)
angy:光源の縦角度(正は右から,負は左から)
angxw:光源の横角度範囲(大きいと広い角度から照射)
angyw:光源の縦角度範囲(大きいと広い角度から照射)
rs:影付けの度合い(0は,グラディエント最大利用~,1はCT値のみ利用)
rsを大きくしたほうが写実的になります.
Specula0:光沢の鋭さ(大きいと鋭い)
Specula1:全体の輝度(Specula2との関係で調節0から1)
Specula1:光沢の強さ(Specula1との関係で調節0から2)

更新履歴

2023.07.21 Ver. 0.90公開
2022.10.12 Ver. 0.87公開
2022.10.03 Ver. 0.85公開
2022.09.30 Ver. 0.85公開