被ばくと画質の研究

一般撮影領域

ディジタルラジオグラフィにおける付加フィルタリングによる被ばく低減
ディジタルラジオグラフィにおいて,Cu付加フィルタにより被ばくが低減できるという報告がある.最近の装置では自動で付加フィルタを出し入れできる機構が備えられ,Cuフィルタが有効利用できるようになった.最新装置におけるCu付加フィルタの効果はいかに.
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CR用イメージングプレートの2枚重ねによる検出量子効率向上の試み
CRにおける感度向上の方法として両面集光方式があるが,両面集光方式では蛍光体層が従来どおり1枚のため,X線利用効率の向上に限度がある.イメージングプレートの蛍光体層を2枚重ねて使用することよって,DQEの向上を試みた.
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ディジタルX線画像システムにおける感度測定の試み
ディジタルラジオグラフィ(DR)システムを複数設置する施設が増え,装置間の撮影条件の調整の必要性が生じてきた.DRシステムにおける感度について,平均DQE比が指標と成り得るか検討した.
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マンモグラフィ領域

ディジタルマンモグラフィにおける空間周波数処理を用いたノイズ低減処理の検討
ディジタルマンモグラフィ装置には,コントラスト改善,空間周波数処理,及びスキンライン描出などの画像処理手法が搭載されているが,ノイズ低減についての報告が数少ない.そこで,エッジを保存しつつ,ノイズを低減するフィルタを開発した.
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直接変換型ディジタルマンモグラフィにおけるグリッドレス撮影の画質
マンモグラフィ装置において,乳房厚が厚くない場合にMo/MoよりW/Rhを使用した方が,被ばく低減と画質維持が可能である.また,グリッドを除去して,さらに被ばく低減を得る試みもある.グリッドレスの画質を,異なる乳房厚でどう変化するか.
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直接変換型ディジタルマンモグラフィにおける高線質画像の画質特性
マンモグラフィ装置のターゲット/フィルタに,W/Rhを使用して高線質化し,被ばく低減と画質維持が可能であるという報告がある.そこで,W/Rhの画質を散乱線と被写体コントラストを考慮しつつMo/Moと比較した.
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低線量マンモグラフィの散乱線を含めた画質評価
Photon-counting技術を用いたマンモグラフィと従来型直接変換型マンモグラフィについて,散乱線含有率とコントラスト因子を含めた画質特性を,低線量領域において比較評価した.
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Photon‐counting技術によるマンモグラフィ装置のコントラスト特性評価
Photon-counting技術を用いたマンモグラフィ装置では,ターゲット/フィルタにW/Alを用い,30kV以上の硬い線質を設定する.そのためコントラスト特性が従来装置と異なる可能性があるため,その特性を従来の直接変換型マンモグラフィ装置と比較した.
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Photon-counting技術を用いたデジタルマンモグラフィ装置の画質評価
平均乳腺線量を基準にして,Photon-counting技術を搭載したマンモグラフィ装置について,二層構造を有する直接変換型FPD装置および直接変換型FPD装置と定量的画質評価によって比較した.
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マンモグラフィのグリッドレス撮影における散乱線補正処理
マンモグラフィ撮影において,グリッドレスで撮影することのよって被ばく低減ができるという研究報告がある.グリッドレス撮影において散乱線の影響を補正処理によって低減可能かを検討した.
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CT領域

CTにおける逐次近似再構成画像の画質評価
CTにおいて,被ばく低減(ノイズ低減)を目的とした逐次近似再構成処理(IR)のひとつとして,SIEMENS社のSAFIREがある.SAFIREの空間分解能,2次元及び3次元ノイズ特性,視覚的検出能はいかに.
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CTにおける逐次近似再構成画像の視覚的検出率試験
線量を抑えながら従来の線量と同等の画質を得られるような画像再構成法として,SIEMENS社の画像再構成法IRISがある.IRISのノイズおよび被ばく低減効果を低コントラスト分解能の視覚的検出率試験により評価した.
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2機種のCT装置の線質依存性を含めた画質比較と画質均一化の試み
CT装置が複数ある施設は少なくない.この場合,装置間で画質が異なることが多くあり,画質の同等化が望まれる.本研究では,異なる装置間において,線質を考慮しつつ画質評価し,双方の画質の同一化を試みた.
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CTにおける人体軟部組織等価ファントムを用いた適正管電圧の検討
低管電圧撮影の有用性は,造影コントラストを対象にしたものがほとんどであり,単純撮影における軟部組織を考慮した画質評価はなされていない.そこで異なる直径の水ファントムを異なる管電圧で撮影して画質を測定した.
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CTにおける線質依存性を考慮した人体軟部組織等価ファントムの作成
CT装置において,被ばく低減を目的とした低管電圧撮影が行われている.しかし,120〜130kV撮影との画質の比較をする際に,線質の違いを考慮したファントムは存在しない.そこで,線質を人体軟部組織等価ファントム作成を試みた.
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CTの解像特性評価法における精度向上に関する研究
CT装置のMTFを測定では,ワイヤ法が一般的に用いられているが,その構造は,人体の構造物とは明らかに異なっている.本研究では,人体構造とかけ離れない形状とコントラストを持つファントムとして,アクリル製円柱を用いたMTF測定法(ラジアルエッジ法)を提案する.
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Computed tomography装置における被写体内の線質測定
CT装置は,被写体表面だけでなく被写体内の線質の考慮も必要であるが,一般的なアルミ半価層法では,被写体内の線質測定に適用できない.そこで,プラスチック樹脂のCT値の顕著な線質依存性を利用して,再構成画像のCT値から被写体の線質の推測を試みた.
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量子医療技術学講座 市川研究室